オンラインカジノとギャンブル依存症対策の全貌
ギャンブルはエンターテイメントとして楽しまれる一方で、依存症のリスクもあります。特にオンラインカジノは誰でも手軽にアクセスできるので、注意が必要になってきます。最近では大谷翔平選手の通訳の方がギャンブル依存症になり世間を騒がせました。この記事では、オンラインカジノの仕組みやギャンブル依存症の予防策について記載します。
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目次
オンラインカジノ依存症とは?
ギャンブル依存症はオンラインカジノだけじゃなく、ギャンブルに対する過度な依存症のことを言います。従来のギャンブル依存症とオンラインカジノ依存症の違いはあります。オンラインカジノは24時間利用可能で誰でも簡単にアクセスできてしまうので、依存するまでのスピードが速い点です。日常生活に悪影響を及ぼす可能性が高く、注意が必要です。
オンラインカジノはスマホやパソコンを通じてインターネット上で行うギャンブルで、制御するものがありません。現実の世界だと、「雨が降っているから、今日はギャンブルをやめておこう・・・」となることもあると思います。ただ、インターネットだと数秒後にはギャンブルの世界です。依存症に陥る人は多額の借金を抱えたり、日常生活の機能が低下したりすることがあります。オンラインカジノを利用する際にはしっかり自制心を持ち、ストレスなどの矛先がギャンブルになることだけは避けましょう。
ギャンブル依存症のサインと症状
ギャンブル依存症は人生でかなり大きな損害が生じるにも関わらず、ギャンブルをしたいという衝動が抑えられない一種の病気です。以下は、ギャンブル依存症にみられる特徴的な症状をまとめてみました。
- 賭け金の増加:ギャンブルで勝ったときの興奮が忘れられなくて、賭け金の額がどんどん増えてしまう。
- 中断不安:ギャンブルを途中で中断したり、中止したりすると落ち着かなくなったりイライラしてしまう。
- ギャンブルをやめようとしたことがある:ギャンブルをやめようと努力している。
- 頭の中でギャンブルのことがよぎる:日常生活でふとギャンブルのことが頭をよぎる。
- 感情の調整:つらい気分を紛らわすためにギャンブルをする。
- 負けたお金を取り戻す:ギャンブルで負けたお金をギャンブルで取り戻そうとして、ギャンブルをしてしまう。
- 設定した金額以上賭ける:歯止めが効かなくなり、自分で設定した金額以上の賭け金以上を賭けてしまう。
- ギャンブルのためにお金を借りたことがある:余剰資金ではなく、借金してまでギャンブルをしようとする。
例を挙げ出したらキリがないのでこの辺りにしておきます。もしプレイヤーがこういう心理状態になっていれば、ギャンブル依存症になる可能性があります。一つでも当てはまるものがあれば、注意するようにしてください。
オンラインカジノにおける責任あるギャンブルへの取り組み
トラストダイス (Trust dice)などの最高のオンラインカジノは「責任あるプレイ」に取り組んでいて、下記の取り組みをしています。
- セルフチェック:プレイヤー自身が自己評価をして、ギャンブル依存症のリスクを把握できます。
- プレイ時間制限:プレイヤーが自身のプレイ時間を制限することができます。
- 入金制限:プレイヤーが自身の入金額を制限することができます。
- セルフ除外:プレイヤーが一定期間、自身のアカウントを一時的に停止することができます。
こうした取り組みでプレイヤーが健全なギャンブルをし、ギャンブル依存症のリスクを軽減することができます。オンラインカジノ業界では、プレイヤー自身が規制ツールを使って自己制御できるような仕組みになっています。少しでも早く、ギャンブル依存症のリスクを検知し、早期発見・予防につなげる取り組みをしていきましょう。上記を設定したとしても、プレイヤーが設定後に解除することができるのでちょっとした心のブレーキになると言われています。
オンラインカジノの自己規制とは何?
オンラインカジノはプレイヤーが責任あるギャンブルを実践できるように、いろんな自己規制ツールを用意しています。例えば下記のツールです。
- 入金制限:設定された期間内にアカウントに入金できる金額を制限します。
- ベットリミット:特定の時間枠内で賭けることができる金額の上限を設定します。
- ロス制限:一定期間内に失うことのできる金額の上限を設定します。
- 時間制限:ゲームプレイ時間を制限するために使用されます。
上記の自己規制はトラストダイス (Trust dice)などにもあります。自己規制を設定し24時間以内(オンカジによって若干違う)は変更できないなどの仕様になっています。なので、プレイヤーが万が一負けてしまってかなりヒートアップしたとしても、設定を変えることができません。次の日になれば冷静に考えるようになるため、泥沼にはまることは少なくなります。
ギャンブル依存症対策と予防
依存症になりたくてなっている方はいません。ギャンブルを始める前から、カジノガイドなどを読んでしっかりギャンブル依存症対策をしておくといいと思います。ギャンブル依存症の予防と管理には次の戦略が必要です。
個別の戦略:
- 制限の設定:自己制御をサポートするために入金や賭けの制限を設定します。
- 代替の趣味の発見:ギャンブル以外の趣味や活動を見つけて、バランスを保つといいと思います。
体系的なサポート:
- カウンセリングサービス:専門家のアドバイスを受けることで、依存症の管理をサポートします。
- 財務管理のアドバイス:資金管理や借金の予防に役立つアドバイスを受けましょう。
ギャンブル依存症を予防するためにこうしたツールと戦略を活用し、責任あるギャンブルを実践するとギャンブル依存症になることは少ないです。
ギャンブル依存症になってしまった場合の対処法
ギャンブル依存症になってしまってもまだ大丈夫です。ギャンブル依存症の初期段階だと、抜け出すことができます。ギャンブル依存症に気付いた場合、下記の対処法を検討してみてください。
- 専門家の助けを求める:心理療法やカウンセリングを受けることで、問題を理解し、対処法を学ぶことができます。
- 自己評価と記録:自分のギャンブル行動を記録し、問題のパターンを把握します。こうして問題を早期に発見できます。
- 自助グループへの参加:同じ問題を抱える人々との交流は、支えとなります。
上記はほんの一例です。もしギャンブル依存症になったと感じたら、最初は恥ずかしいという気持ちもあると思いますが信頼できる家族や友達にしましょう。誰にも相談しないまま最後までいってしまうと、多額の借金を抱えて破産することが目に見えています。自分が破産するだけならいいですが、窃盗や詐欺などでお金を集めてしまうともう手に負えません。
オンラインカジノの依存症対策の重要性
ここから、オンラインカジノがギャンブル依存症に積極的に対処する重要性について考えてみましょう。
プレイヤーの健康と安全
- ギャンブル依存症は、個人の健康と生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。オンラインカジノはプレイヤーが適切な範囲で楽しむことができるように、依存症の予防と治療に積極的に取り組むべきです。
- サイト内での自己制御機能やセルフエクスクルージョン(自己排除制度)、ギャンブル依存症に関する情報提供など、プレイヤーの健康と安全を最優先に考えるべきです。
業界の信頼性と規制遵守
- オンラインカジノ業界は、信頼性と透明性を維持するために規制に従うことが求められています。ギャンブル依存症対策は、業界全体の信頼性を高める一環として重要です。
- 規制当局との協力、適切なライセンスの取得、プレイヤーの保護策の実施など、規制遵守を徹底することで、安全で信頼性のあるギャンブル環境を確保できます。
プレイヤーと業界の両方が協力して、健全なギャンブル環境でプレイすることが重要です。
プレイヤーが受けられる依存症対策のサービス
ギャンブル依存症に苦しむプレイヤーは、いろんなリソースとサポートシステムを使用できます。下記に、依存症対策のためのサービスを記載します。
ギャンブル依存症予防回復支援センター:
- サポートコール:24時間・365日、相談料無料で専門のカウンセラーがご相談をお聞きします。
- 無料面談カウンセリング:全国に10カ所のカウンセリングルームで、カウンセラーによる面談カウンセリングを3回まで無料で受けることができます。
- 法テラス等:借金問題などの相談についての「総合案内所」を利用できます。
- 自助グループ:同じ問題を抱える人々が集まり、体験談や情報を共有し、気づきや希望を得る場となります。
精神保健福祉センター:
- 各都道府県や政令指定都市にあり、ギャンブル依存についての相談や通院可能な医療施設の案内、家族会などを実施しています。
医療機関:
- 依存症専門病院以外に、精神科や心療内科などの医療機関で相談を受け付けています。
今回紹介したようなサービスを活用して、ギャンブル依存症に立ち向かいましょう。
ギャンブル依存症チェックリスト
ギャンブル依存症の自己評価に役立つチェックリストは下記です。
【ギャンブル依存度】チェックリスト
1、ギャンブルのために仕事や学業がおろそかになることがありましたか?
2、ギャンブルのために家庭が不幸になることがありましたか?
3、ギャンブルのために評判が悪くなることがありましたか?
4、ギャンブルをした後で自責の念を感じることがありましたか?
5、借金を払うためのお金を工面するためや、お金に困っているときに何とかしようとしてギャンブルをすることがありましたか?
6、ギャンブルのために意欲や能率が落ちることがありましたか?
7、負けた後で、すぐにまたやって、負けを取り戻さなければと思うことがありましたか?
8、勝った後で、すぐにまたやって、もっと勝ちたいという強い欲求を感じることがありましか?
9、一文無しになるまでギャンブルをすることがよくありましたか?
10、ギャンブルの資金を作るために借金をすることがありましたか?か?
11、ギャンブルの資金を作るために、自分や家族のものを売ることがありましたか?
12、正常な支払いのために「ギャンブルの元手」を使うのを渋ることがありましたか?
13、ギャンブルのために家族の幸せをかえりみないようになることがありましたか?
14、予定していたよりも長くギャンブルをしてしまうことがありましたか?
15、悩みやトラブルから逃げようとしてギャンブルをすることがありましたか?
16、ギャンブルの資金を工面するために法律に触れることをしたとか、しようと考えることがありましたか?
17、ギャンブルのために不眠になることがありましたか?
18、口論や失望や欲求不満のためにギャンブルをしたいという衝動にかられたことがありましたか?
19、良いことがあると2・3時間ギャンブルをして祝おうという欲求がおきることがありましたか?
20、ギャンブルが原因で自殺しようと考えることがありましたか?
もし20点中7点以上にチェックが入っている場合、ギャンブル依存症の疑いがあります。【シリーズ依存症】ギャンブル依存症チェックリストから自己評価をして、必要に応じて専門家の助けを求めましょう。